本丸【勝山城跡】
お城山山頂の平坦地は「本丸」の跡で、東西約80メートル、南北約55メートルの広さです。 本丸の北端から西端の東照権現社付近にかけて、若干高くなっているところがわかりますか? これは、本丸にめぐらされた...
お城山山頂の平坦地は「本丸」の跡で、東西約80メートル、南北約55メートルの広さです。 本丸の北端から西端の東照権現社付近にかけて、若干高くなっているところがわかりますか? これは、本丸にめぐらされた...
この石垣は、近世城郭に用いられた打ち込みはぎ積によるものです。 この付近は、勝山城内で最も威容の誇示が図られている場所で、今もなお、石垣の多くは土中に埋もれています。
本丸南側の帯郭は、登山道で一部分断されていますが、「三の丸」から本丸真南にかけ、最も良好に当時の姿を留めています。 本丸北側にも「二の丸」に続く帯郭があり、これらの帯郭と「二の丸」「三の丸」の連結によ...
本丸の北東側の道端に続く一段の石積み。 発掘調査の際、この石積み付近の平坦地で、建物跡が確認されました。 この場所は、日当たりが悪く、桂川からの川風により冷涼な環境にあること、「御本城よりお茶壺まで道...
内堀に散在する大きめの石は、本丸西斜面にあった石垣が崩落したものと推測されています。 発掘調査で根石が確認されなかったことから、石垣はこの場所の斜面上方に築造されていたようです。 石垣が築造されたのは...
本丸から東側に下った平坦地は、江戸時代、秋元氏の時代に鉄砲の火薬を保管した焔硝蔵(えんしょうぐら)があったと伝えられる場所です。 現在は途中で途切れていますが、ここから小道を下り、藪をかき分けて進むと...