都留の商店街沿いを流れる、小さな河川は家中川と呼ばれ、1639年の建設以来、この街の生活を支えてきました。最初は、飲料水や灌漑用の水を供給するために設計されましたが、近年は、水力発電として、市民を支えるようになりました。
現在、この川には3つの小発電所があり、親しみを込めて、元気くん1号、元気くん2号、元気くん3号と呼ばれています。元気くん1号は、都留市役所の前にあります。昔、都留にあったような、下から流れる水で回転する、伝統的な木製の水車に似せて作られましたが、古い設計を改良し、水のエネルギーをもっと効率よくとらえるために、後ろに曲がったブレードを使っています。元気くん2号は、さらに下流の、かつて、旧三の丸発電所があった場所の近くにあり、水が上から水車に落ちるという、新しい設計が特徴です。発電量は3台のうち最大です。
元気くん3号は、谷村第一小学校の隣、元気くん1号と2号の間にあります。コンパクトで、非常に少量の水でも作動可能な、最新のらせん状ブレード翼を使っています。
< この解説文は観光庁の地域観光資源の多言語解説整備支援事業で作成しました>