円通院は1467年に建てられたと考えられています。本来は観世音菩薩を信仰するお寺です。 寺の創設時に建てられたこの観世音菩薩は、現在も寺院内に保管されています。 1633年以降、秋元泰朝氏の希望で曹洞宗に改宗しました。
都留にある多くの礼拝堂の中でも、この寺では特に、1753年に建てられた鐘楼、1686年に作られた梵鐘、1748年に建てられた覚雄殿門、 17世紀初めに建てられた薬師堂など、多くの江戸時代(1603-1867年)の構造物を見ることができます。 特に興味深いのは、その時代の最高の職人によって鍛造された350年前の梵鐘です。 20世紀に入って、武器を生産するために多数の鐘が徴収されましたが、この鐘はそのような運命を逃れた数少ない鐘の一つです。 現在、都留市の文化財に指定されています。
< この解説文は観光庁の地域観光資源の多言語解説整備支援事業で作成しました>
円通院
・住所:都留市中央3丁目5−1