富士の麓の小さな城下町 はじまりは戦国時代。武田信玄に仕え、武田二十四将にも数えられた小山田氏によって、城下町としての歴史がはじまった谷村のまち。江戸時代には、3代にわたる秋元氏の支配のもと、『郡内縞』の産地として名を馳せ、松尾芭蕉も逗留するなど、文化の花が大きく開いた。この町には、城下町の風情と文化の香りが今もただよう。 大名行列 お茶壺道中 松尾芭蕉