【山梨百名山】【都留市二十一秀峰】
御正体山は都留市と道志村にまたがる山塊の最高峰で、その歴史は古くから信仰の山として知られています。平成16年には天皇陛下が皇太子殿下時代に御登頂されました。
■登山する前に…
登山へ行く前に必ず「登山の注意事項」をチェックしましょう。
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- 三輪神社側のコースは林道工事のため舗装林道を多くの大型車輌が通行しております。三輪神社から先への自家用車の乗り入れには十分ご注意ください。
- 池の平登山口からの山道は土砂流出のため堀が深い場所が多くあります。また、倒木等により登山道が荒れている可能性があります。状況確認および登山道整備は順次行う計画ですが、登山を予定されている方は十分ご注意ください。
- 池の平登山口に向かう県営林道細野鹿留線については、山梨県ホームページにてご確認ください。
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林道に関する問合先
富士・東部林務環境事務所治山林道課(施設管理担当) 電話番号:0554-45-7805
■コースガイド
都留市からの登山道は細野と鹿留(池の平)からの2コースがあり、特に池の平からのコースは、背後に富士山を望むことができ、なかなかのものです。
池の平には数台の車が駐車できるスペースがあります(11人乗り以上の車両については通行が禁止されています)。しばらく歩くと、登りは急になり杉林の中を登ることになります。胸突八丁付近になると、辺りはブナ、ツガなどの広葉樹の林となり、背後を振り返ると形のよい富士山を眺めることができます。登りはかなり急ですが、林の美しさと眺望のよさは抜群です。峰宮からの眺望は素晴らしいです。
そこから尾根上のルートを辿ると、一度下った後、最後の登りとなり山頂に至ります。ここでも樹木が茂り、展望はありません。三角点の標柱の傍らに古い小さな祠があります。
<鹿留池の平コース>
◆登山口まで
電車の場合、富士急行線東桂駅から登山口の池の平まで約8キロメートル。
車の場合、国道139号「鹿留交差点」から県道大野夏狩線を経由して林道鹿留線へ。「FISH-ON!鹿留(フィッシュオンシシドメ)」付近を過ぎると砂利道になり、幅員が狭くなるので注意!11人乗り以上の車両については通行が禁止されている。しばらく登ると右手に東屋が見えてくる。鹿留コースの玄関口「池の平」である。
(注意)車で行った方が便利ですが、林道鹿留線は冬季閉鎖(12月中旬~翌年4月中旬)となりますので事前にご確認ください。
◆登山口から山頂へ
池の平駐車場からちょっと舗装道を歩くと右手に木橋(虹の架け橋)が見てくる。そこは三叉路となっているおり、真中のコースを進む。未舗装の林道を30分ほど歩くと林道の終点(大きな石が道の真ん中に置いてる)に到着。そこから沢沿いに進み、尾根に出ると植林帯から広葉樹に囲まれてくる。この辺りから背後に富士山が見えてくる。急な登りがしばれく続くが、途中ぽっかりと平坦な場所にたどり着く。ここが江戸時代に妙心法師が即身仏となった「妙心上人堂跡」だ!そこから尾根づたいに進むと赤い屋根の祠が奉ってある峰宮に到着する。もうちょっとで山頂…。
<細野三輪神社コース>
◆登山口まで
電車の場合、富士急行線都留市駅前からバスが出ているが、本数が限られている(下記「路線バス時刻表」参照)。タクシー利用(下記「タクシー」参照)の方が便利かも…。
車で行く場合には、国道139号から県道24号(都留道志線)を道志村方面へ。しばらく進むと左側に御正体登山道入り口の看板があり、県道から鋭角に菅野林道に入る。別荘地の中を過ぎると砂利道になる。くねくねと登ると車3、4台の駐車スペースがある。ここから登山道が延びている。
(注意)砂利道はかなり轍が深いところがあります。四輪駆動車で登られることをお勧めします。
◆登山口から山頂へ
駐車スペースからスギの植林の山腹を仏ヶ沢沿いに登っていく。沢歩きがしばらく続く。沢から一気に尾根に出るのだが、その登りはかなりの急登。特に雨上がりのときなどは赤土のため滑りやすく注意が必要となる。一旦尾根で平坦になるのだが、そこからもうひとふんばりの登りが待っている。急な尾根道を登りきると鹿留池の平コースとの合流となり峰宮に到着する。そこからもうちょっとで山頂。
林道通行規制情報
山梨県庁のページを開きます。
電車時刻表(富士急行線)
富士急行のページにリンクしています。
バス時刻表(富士急バスホームページ)
細野三輪神社コースで路線バスをご利用の方は、リンク先の「都留市駅~菅野上~道坂隧道~唐沢~道志~月夜野」をご覧ください。